【体験談】初心者がFXの失敗から学んだこと【ブログ】

アイキャッチ画像
FXの失敗から学ぶべきこととは?

本記事でわかること

  • 筆者のFXでの失敗談
  • 筆者がFXの失敗から学んだこと(トレード手法に関すること)
  • 筆者がFXの失敗から学んだこと(ビジネス教訓に関すること)

今回は筆者のFX投資における失敗談と、そこから学んだことについてご紹介します。

失敗から学んだことについては、トレード手法に関することが3つで、ビジネス教訓に関することが1つとなります。


ちなみに筆者のFX歴は2年ほどです。


本記事が、これからFXをはじめる方やFXをはじめて間もない方に少しでもご参考になれば幸いです。

①損切りポイントを設定することが大切である

トレードをしていく上で、損切りポイントを設定することはとても大切です。

でも初心者にありがちなのが、特に損切りポイントといったものを設定せずにトレードを行ってしまうことです。


では損切りポイントを設定せずにトレードをすることは何がいけないのでしょうか。


筆者の失敗を例にすると、ポンドを円によって買い注文を行った時のことです。


ポンド/円が上がることを期待してポンドに買い注文を入れたのですが、ポンド価格は下落しはじめました。

トレードをしていれば下落することはよくあることですが、その下落が全く止まりません。


その時の気持ちとしては、「やばいなぁ」と思いながらも、「しばらくすればまた上昇してくるだろう」と高をくくっていたのです。

そして、価格はそのまま下落し続け、一向に上昇せずに撃沈しました。


もし、このような時に損切りポイントを設定していれば、冷静にトレードを行えた上に、損失も少なく抑えることができたでしょう。

買い注文を入れているのに対象物の価格が下落している時の心の中には、「価格は下落しているが、損失は確定させたくない」という思いが存在します。

人は、得をしないことよりも、損をすることを嫌うため、このような心理状態になってしまうのです。

よって、損切りポイントを設定せずにトレードをすると、意図に反した相場の動きになった時に損を嫌う人間心理によって多額の損失を出してしまう可能性があるからです。

したがって、トレードをしていく上で、損切りポイントを設定することはとても大切なことになります。

②成行注文はなるべく控えるべきであること

トレードをする上で、成行注文はなるべく控えた方が良いです。

なぜなら、成行注文はどうしても勘だよりやギャンブル感覚になってしまうからです。


成行注文とは売買を行う時に価格を指定せずに注文することを意味し、リアルタイムで買い注文や売り注文を行うことになります。

ある程度の経験があり、相場感が養われていれば、成行注文を行うのは全然いいのですが、そうでない初心者は注文の根拠が乏しいものになってしまいます。


では、どのように取引をしたらいいのかというと、指値注文をすることが良いです。

指値注文とは売買の値段を指定して注文をすることです。

指値注文では、あらかじめ予約をしてトレードを行うことができるため、リスクを軽減でき、損益を確定させやすくなります。


また、トレードとは関係がない点ですが、心理的負担が軽くなります。

基本的にポジションをとっている時は、値動きが気になって他の作業に集中することが難しくなります。


なので専業トレーダー以外は仕事や趣味などに集中するために心理的負担を軽くすることは大切です。

〜指値注文の種類〜

・IFD注文
新規注文と同時に指値で決済注文をする方法
例)「A円で買って、B円になったら売る」

・OCO注文
片方の決済注文が約定したらもう一方の決済注文を取り消す方法
例)「C円かD円になったら決済をして、他の注文はキャンセルをする」

・IFO注文
IFD注文とOCO注文を組み合わせた方法
例)「A円で買って、C円かD円になったら決済をして、その他の注文はキャンセルをする」

③政治・経済に関する出来事をチェックをするべきであること

FXをする上で政治や経済のニュースに気を配ることはとても重要です。


相場は政治や経済の出来事に大きく影響を受け、敏感に反応をします。


政治・経済に関する出来事とは、例えばイギリスの選挙や米雇用統計の発表などのことです。

これらの政治・経済イベントについては、あらかじめ日時が確定しているため、事前にスタンバイをしておくことができます。


そして、政治・経済の大きなイベントに反応した相場は、初心者でもわかりやすい値動きをするので、このチャンスを逃すことはあまりにももったいないと言えます。

筆者も、「その時になって相場を見てトレードをすれば大丈夫だろう」という甘い気持ちであった時は、大きなチャンスを逃してしまいました。

したがって、政治・経済に関するニュースについて気を配ってチェックをすることは大切なのです。

④FX投資は少額で投資・外国為替の勉強ツールとして利用すべきこと

ここまでFXのトレードに関する失敗と教訓を説明してきましたが、ここではビジネス教訓に関することをご紹介します。


それはFX投資は少額で外国為替等の勉強ツールとして利用するべきであるということです。

やはり伸びしろや活気のある若い時には、お金と時間を多くFXに注ぐことはおすすめしません。


そのためFXを少額投資にして、投資や外国為替等を学んでいくことが大切です


なお、FXは少額で投資や外国為替を体感することができるため、勉強ツールとしてはとてもおすすめなのです。


したがって、まずはFX投資は少額で投資・外国為替の勉強ツールとして利用しましょう。


なお、勉強ツールとしてのFX口座開設は、最短5分で口座開設ができて、各種手数料がすべて無料であるDMM.com証券がおすすめです。

まとめ

FXの失敗から学んだこと

  1. 損切りポイントを設定することが大切である

  2. 成行注文はなるべく控えるべきであること

  3. 政治・経済に関する出来事をチェックをするべきであること

  4. FX投資は少額で投資・外国為替の勉強ツールとして利用すべきこと

なお、株式や投資信託についてはこちらの記事を読むと理解が深まるので参考にしてみてください。

関連記事

株式会社の仕組みとは?株主の権利とは?株式上場とは? 本記事ではこのような疑問を解決します。そもそも株式会社の仕組みとは一体どんなものなのでしょうか?今回は株式会社の仕組みや株主の権利を中心にわかりやすく解説していきます。 […]

アイキャッチ画像
関連記事

投資信託とは?投資信託のメリット・デメリットは?投資信託の種類は? 本記事ではこのような疑問を解決します近年、NISAやiDeCoの利用者が増えてきている中、その投資対象である投資信託についてもトレンドになっています。しかし、初心者[…]

アイキャッチ画像