引越しで初期費用を抑える方法【賃貸・一人暮らし】

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引越しの時にかかる初期費用を抑えるにはどうしたらいいの?

本記事では上記の疑問を解決します。

引越しの時にかかる大きな出費が初期費用です。

平気で数十万円が飛んでいくため、誰しもがなるべく安く抑えたいという願望を持っているでしょう。

そこで今回は引越しの経験が5回以上ある筆者が、初期費用を抑えるための引越しの手順を解説していきます。


本記事の内容は基本的に誰でも実践することができ、初期費用を最低でも数万円は安く抑えることができます。

※本記事の内容は筆者個人の実体験によるものであるため、実際の状況とは異なる場合があります。

①不動産会社を決める

お部屋探しをする時にまず初めにしなければいけないのはお部屋を紹介してくれる不動産会社を決めることです。

そのため物件を探すことは後回しにして問題ありません。


では、なぜ最初に物件ではなく不動産会社を決めるのでしょうか?

その答えは不動産会社の物件紹介の仕組みにあります。


不動産会社は顧客の希望に応じて、REINSという全国の不動産情報が載っているサイトで物件を探します。

つまりどこの不動産会社も紹介してくれる物件の数や種類に大きな差はないということです。


よって、紹介される物件数に差がなければ、仲介手数料が安い不動産会社を選ぶべきなのです。

仲介手数料は家賃1ヶ月分である場合が多いですが、仲介手数料が半額や無料である不動産会社を選ぶことがおすすめです。



したがって、物件選びよりも不動産会社を先に決めることが大切なのです。

②物件を決める

不動産会社が決まったら、希望条件を伝えて物件を探しましょう。

物件を探す時に、「REINSの画面を見せてください」と伝えるとREINSに載っている希望条件に沿った物件を一覧で見ることができます。


そして、気になる物件があれば、内見を申し込みましょう。


コロナ禍の現在では、実際に足を運ばなくてもリモート内見をしてくれる不動産会社もあるので活用してみてください。


「物件選びは実際に足を運んで内見をしないと心配」という方もいらっしゃると思います。

しかし、リモート内見では見せて欲しい部分などを伝えれば物件の細部まで確認することができ、物件に詳しいプロが口頭で説明をしてくれるため、リモート内見でも十分タメになる情報を入手することができます。

また、Googleマップでストリートビューを見ることができるため、物件周辺の雰囲気やどんなお店があるのかなども知ることができます。

③入居審査を申し込む

住みたい物件が決まったら、必要事項を記入して入居するための審査を申し込みます。

入居するための審査に提出する申請書は、原則、本人が記入しないといけません。


しかし、筆者個人的な感覚として、実際は必要事項を不動産会社の担当者に送って、その担当者が必要書類を代筆して物件のオーナーや管理会社に審査の申し込みをするというパターンが多いと思われます。

(※このパターン、本当は認められていない、、、。)


審査の申し込みが完了したら、審査の結果を待ちます。

なお、審査の結果が出るまでには平均して1週間くらいかかります。

④初期費用明細を確認する

入居審査が通ったら、初期費用明細が担当者から送られてきます。

初期費用明細には、一般的に以下の項目があります。

・敷金(保証金)
・礼金
・家賃(通常1か月分を前払い)
・仲介手数料
・火災保険料
・鍵交換費用
・安心サポート費用(名称は物件によって異なる)

この初期費用の内訳の中で、以下のものについては減額したり内訳から外したりすることができます。

・火災保険料
火災保険については、初期費用明細に載っているものではなく、自分で自由に選ぶことができます。
したがって、安いものを探して選べば半額にすることも可能です。

なお、火災保険については下の記事を参考にしてみてください。

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・鍵交換費用
鍵交換については、防犯上の理由から交換すべきものかもしれませんが、防犯カメラや第二の鍵などで代用すれば、通常の鍵交換費用の1/4ほどの金額で済ますことが可能です。

・安心サポート費用(名称は物件によって異なる)
安心サポート費用については、物件でのお困りごとに対応してくれるサービスですが、サポートの内容はほとんど火災保険でカバーされているため、加入する意義がとても薄いです。

⑤契約

これまでの説明に注意して初期費用を振り込んだら、いよいよ契約となります。

契約は宅地建物取引士の説明を受け、内容を確認できたら契約書にサインをします。

説明内容は物件の注意事項や家賃の支払い等についてなので、聞き漏らすことのないようにしてください。

契約が完了したら、鍵の引き渡しを受けて、入居となります。

まとめ

  1. 不動産会社を決める
    ・REINSで物件を探すため、不動産会社選びに力を入れよう

  2. 物件を決める
    ・リモート内見やGoogleマップを活用すると便利である

  3. 入居審査を申し込む
    ・審査の結果が出るまで約1週間待つ

  4. 初期費用明細を確認する
    ・火災保険料、鍵交換費用、安心サポート費用(名称は物件によって異なる)については減額したり、項目から外すことができる

  5. 契約
    ・契約時は注意事項を聞き漏らさないようにしよう