- 火災保険を安くする方法とは?
- そもそも火災保険の中身とは?
- おすすめの火災保険プランは?
本記事ではこのような疑問を解決します。
引越しや賃貸契約の際に、必ずついてくる火災保険。
初期費用の一部として、不動産会社に勧められた火災保険に加入してしまうという方が多いのではないでしょうか。
このように火災保険はつい見過ごされてしまいですが、火災保険は安くすることができます。
今回は火災保険を安くする方法やおすすめの火災保険プランをご紹介します。
※本記事では賃貸用の火災保険を前提に話を進めていきます。
火災保険を安くする方法
先に結論からいうと、火災保険を安くする方法とは自分で選んだ火災保険に加入するということです。
そもそも賃貸契約と火災保険契約は全くの別物であるということを把握する必要があります。
賃貸契約と火災保険契約が別物であるということに気づきにくいのは、初期費用明細の中にあらかじめ火災保険の欄が用意されているためだと考えられます。
初期費用明細に敷金・礼金などと一緒に火災保険の欄があると、同時に契約をしなければならないものとして認識してしまいがちです。
しかし、火災保険は賃貸契約とは別に自分で好きな保険会社・プランを選んで加入することができます。
なお、賃貸契約と火災保険契約を同時に契約しなければいけないという法的な義務もありません。
したがって、不動産会社から提示された火災保険に加入せずに、自分選んだ火災保険に加入することがおすすめです。
また、火災保険の加入手続きはネットで数分で完了してしまうため、簡単に手続きをすることができます。
そもそも火災保険(賃貸用)の中身とは?
火災保険(賃貸用)は一般的に以下の3つで構成されています。
・家財保険
・借家人賠償責任保険
・個人賠償責任保険
家財保険
家財保険とは自分が所有する家具や家電などに対する損害を補償するものです。
損害は主に自然災害や盗難などの外部的な要因が対象となります。
基本的に不動産会社から提示される火災保険は家財保険の補償額が高額である場合が多いです。
例えば不動産会社から提示されるものであれば、補償額が400万~500万ということもあるでしょう。
しかし、一般的に一人暮らしで高価なものを家に置いていなければ、個人的には補償額100万~200万のもので十分であると考えられます。
そして、火災保険料全体の金額は、家財保険の補償額をいくらにするかによって基本的には決まります。
そのため家財保険の補償額を無駄に高額であるものを選ばないことがポイントです。
借家人賠償責任保険
借家人賠償責任保険とは建物に対する損害を補償するものです。
つまり大家さんに対する損害を補償します。
借家人賠償責任保険は自然災害などによって建物に損害が発生した場合に、借主が原状回復義務を果たすための補償になります。
火災保険を自分で選ぶ場合、大家さんから「借家人賠償責任保険の補償額が〇〇万円以上のものに入って欲しい」という条件を提示される場合があります。
補償額の条件が提示された場合はその条件に合致したものを選びましょう。
個人賠償責任保険
個人賠償責任保険とは日常生活でのトラブルを補償するものです。
日常生活のトラブルには、他人へケガを負わせてしまった場合や器物破損をしてしまった場合などがあります。
なお、個人賠償責任保険についても、借家人賠償責任保険と同様に、大家さんから補償額の条件が提示されることがあります。
おすすめの火災保険
本記事では保険料が安くてなおかつ補償内容も充実しているものを2つピックアップしました。
日新火災 お部屋を借りるときの保険
日新火災は東京海上グループの損害保険会社で、賃貸用の保険として「お部屋を借りるときの保険」を提供しています。
「お部屋を借りるときの保険」の特徴は、料金が安い上に補償額もしっかりしているという点です。
保険料
1年4,000円(家財保険金額:100万円の場合)
~1年7,000円(家財保険金額:400万円の場合)
補償内容
・家財保険金額:100万円~400万円
・借家人賠償責任保険金額:2,000万円
・個人賠償責任保険金額:1億円
・修理費用:300万円
・被害事故法律相談費用等:30万円
チューリッヒ少額短期保険 ミニケア賃貸保険
チューリッヒ少額短期保険は少額短期保険を扱う保険会社で、賃貸用の保険として「ミニケア賃貸保険」を提供しています。
「ミニケア賃貸保険」の特徴は、保険プランを少額短期のものに絞っており、過不足がなくて料金が安いという点です。
保険料
1年3,610円(家財保険金額:100万円の場合)
~1年5,350円(家財保険金額:400万円の場合)
補償内容
・家財保険金額:100万円~400万円
・借家人賠償責任保険金額:1,000万円
・個人賠償責任保険金額:1,000万円
・修理費用:100万円
・被害事故法律相談費用等:30万円
・生活再建費用:10万円
おすすめの火災保険見積もりサービス
本記事でご紹介したおすすめの火災保険プランの2つが合わなかった場合は、火災保険の見積もりをしてみましょう。
火災保険見積もりサービスを利用すれば、一度の入力で複数の保険会社の火災保険プランを比較することができます。
このサービスを利用すると、ご自身に1番合った火災保険プランを見つけることができます。
そして、火災保険の一括見積もりはSBIホールディングスが運営しているインズウェブ火災保険一括見積もりがおすすめです。
インズウェブであれば、最短3分で無料で火災保険の一括見積もりをすることができます。
また、東証一部上場企業であるSBIホールディングス(株)が運営をしているため、安心して利用することができます。
まとめ
- 火災保険を安くする方法
自分で選んだ火災保険に加入する
→賃貸契約と火災保険契約は全くの別物である
→加入手続きはネットで数分で完了 - 火災保険(賃貸用)の中身
・家財保険
自分が所有する家具や家電などに対する損害を補償
→個人的には補償額100万~200万のもので十分
(一人暮らしで高価なものを家に置いていない場合)
・借家人賠償責任保険
大家さんに対する損害を補償
→大家から補償額の条件を提示される場合がある
・個人賠償責任保険
日常生活でのトラブルを補償
→大家から補償額の条件を提示される場合がある - おすすめの火災保険
・日新火災 お部屋を借りるときの保険
→安い上に補償額もしっかりしていてコスパ最強
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・チューリッヒ少額短期保険 ミニケア賃貸保険
→保険を少額短期のものに絞っており、過不足がなく安い
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なお、引越しの初期費用の抑え方に関するこちらの記事も参考にしてみてください。
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