WiMAXハイスピードプラスエリアモードの注意点【速度制限】

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  • WiMAXのハイスピードプラスエリアモードにする際の注意点とは?
  • WiMAXのハイスピードプラスエリアモードにしたらすぐにWi-Fi自体使い物にならなくなった・・・

本記事ではこのような疑問や悩みを解決します。

WiMAXを利用している方は「ハイスピードプラスエリアモード」という通信モードはご存知でしょうか?


「ハイスピードプラスエリアモード」は、簡単にいうと、通常よりも繋がりやすくなる通信モードのことです。

通常の通信モードでは速度が遅かったり繋がりにくかったりした時にスイスイ使える便利なモードです。


しかし、この「ハイスピードプラスエリアモード」を使う時には気をつけるべき注意点があります。


そこで今回はWiMAXのハイスピードプラスエリアモードを利用する際の注意点について解説していきます。

WiMAXの通信モードについて

最初にWiMAXの通信モードについて簡単に説明します。


WiMAXの通信モードには「ハイスピードエリアモード」「ハイスピードプラスエリアモード」の2つがあります。


ハイスピードエリアモードは月々無制限でWi-Fi環境を使うことができる、言わば「通常モード」です。

※3日間で10GBを超えると一時的に通信制限がかかりますが、、、。


一方、ハイスピードプラスエリアモードはLTE回線というネットにつながりやすい回線を利用できる、言わば「オプションモード」です。

こちらはオプションモードだけあって、通信量に対して上限が課せられています。

2020年12月時点ではその上限は7GBとなっています。

ハイスピードエリアモードではつながりにくくても、LTE回線を提供するハイスピードプラスエリアモードに切り替えたらネットにつながりやすくなったなんてことも珍しくありません。


したがって、WiMAXは無制限でWi-Fi環境を利用できるハイスピードエリアモードと、それよりもネットにつながりやすいが7GBの上限があるハイスピードプラスエリアモードがあるということです。

ハイスピードプラスエリアモードはなるべく使わない方が良い

なぜハイスピードプラスエリアモードをなるべく使わない方が良いのでしょうか?

それはハイスピードプラスエリアモードで通信制限がかかると、その通信制限が通常モードであるハイスピードエリアモードにも適用されてしまうからです。

つまり、「ハイスピードプラスエリアモード」で上限の7GBを超えると、その月はずっと通信速度が100kbpsほどになってしまい、月末までWiMAX自体使い物にならなくなってしまうためです。

通信速度100kbpsがどれくらいなのかというと、YouTubeなどの動画サイトは観れないと思った方がいいでしょう。

さらに、ネットサーフィンをするのにも絶望するほど時間がかかります。

なので、通信制限にかかるとネット環境として使い物にならなくなるわけです。

そして、速度制限を解除する方法は以下の2つしかありません。

・追加でデータ通信容量を購入する

・月初の速度制限解除時まで待つ

どちらにせよ、お金がかかるか、しぶとく待つか、の苦痛しかありません、、、。

したがって、ハイスピードプラスエリアモードはなるべく使わない方が良いということになりま

ハイスピードプラスエリアモードを使っても良い場面

では、どんな場面であればハイスピードプラスエリアモードを使っても良いのでしょうか?

私が考えるハイスピードプラスエリアモードを使っても良い場面は以下の通りです。

・出先でハイスピードエリアモードではネットにつながりにくい時

・月末まで通信量上限の7GBが余っている時

このような時はむしろ使ってLTE回線の恩恵を受けるべきです。

したがって、ハイスピードプラスエリアモードは通常モードでつながりにくい時の処方箋的な役割として使うのがおすすめです。

まとめ

○WiMAXの通信モードについて

・ハイスピードエリアモード
→月々無制限でWi-Fi環境を使うことができる、言わば「通常モード」
※3日間で10GBを超えると一時的に通信制限がかかる

・ハイスピードプラスエリアモード
→LTE回線というネットにつながりやすい回線を利用できる、言わば「オプションモード」
※通信量に対して上限は7GBが課せられている

○ハイスピードプラスエリアモードはなるべく使わない方が良い

ハイスピードプラスエリアモードで通信制限がかかると、その通信制限が通常モードであるハイスピードエリアモードにも適用されてしまう
→通信制限は月末までずっと通信速度100kbps(Wi-Fi環境としては使い物にならない)

○ハイスピードプラスエリアモードを使っても良い場面

・出先でハイスピードエリアモードではネットにつながりにくい時
・月末で通信量上限の7GBが余っている時
→通常モードでつながりにくい時の処方箋的な役割として使う

以上がWiMAXにおけるハイスピードプラスエリアモードの注意点です。

ハイスピードプラスエリアモードを利用する際は、通信量上限を超えないように気をつけましょう。


本記事があなたお役に立てたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。