aptについてまとめる【Debian・Ubuntu】

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  • そもそもaptとは?
  • aptとapt-getの違いは?
  • aptコマンドを使ってパッケージをインストールするには?

本記事ではこのような疑問を解決します。


DebianやUbuntuを利用するときに99%使うことになるのがaptコマンドです。

初めて使う方はもちろん、普段何気なく使っている方も一度aptについての情報を整理すると、
意味がわかりながらより直感的にaptコマンドを使えるようになります。


そこで今回はaptについて知っておくといい情報を解説していきます。

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aptの概要

まず最初に「aptって何?」と聞かれると、
正確には、aptとはAPTを操作するためのCLIのことになります。

そのAPTが何かと言うと、
APTとはDebian系のLinuxディストリビューションにおいて標準的に使われているLinux用パッケージ管理システムのことです。

つまり、aptはLinux用パッケージを管理するためのいわゆるツールです。


また、Debian系のLinuxディストリビューションの中ではDebianとUbuntuが有名であり、
aptはDebianやUbuntuを利用するときによく使われます。

なお、APTのCLIとしてはapt以外にもいくつかあり、
ネット上の記事を見ると、apt-getがよく登場します。

そのため、ネット上ではaptコマンドとapt-getコマンドで書かれた記事が多く存在します。

aptとapt-getの違いは?

先ほども述べたように、
aptコマンドに加えてapt-getコマンドもよく登場します。

では両者は一体何が違うのでしょうか?


この疑問の答えはDebian管理者ハンドブックに記載されています。

こちらに書いてあるポイントを私なりに以下にまとめてみました。

・最初に開発されたのはapt-getコマンドの方である

・aptコマンドはapt-getコマンドの設計上のミスを改良し、より直感的に使えるようにしたものである

・apt-getコマンドの方がaptコマンドよりも詳細な制御ができる(難しいことができる)

・一般的なユースケースではaptコマンドの使用が推奨されている

・特定の状況や要件によって詳細な制御や機能が必要な場合はapt-getコマンドが使用される

上記のことから、基本的にはaptコマンドを使っていけばOKということです。

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パッケージをインストールする流れ

APTで管理するパッケージには、標準パッケージとサードパーティ製パッケージの2種類があります。

両者はともにリポジトリ(iOSでいうApp Store、AndroidでいうGoogle Playみたいなもの)からダウンロードされますが、
初期状態では標準パッケージのリポジトリしか認識されていません。

よって、サードパーティ製パッケージをダウンロードする場合は、
欲しいパッケージのリポジトリを登録する必要があります。


例えば、RDBSで有名なMySQLやPostgreSQLなどもリポジトリの登録が必要なパッケージです。


それではパッケージをインストールする流れについて確認していきましょう。

リポジトリの登録(サードパーティ製パッケージのみ)

上でも述べたように、サードパーティ製パッケージについてはリポジトリの登録から入ります。

一般的には以下のテンプレートでコマンドを実行します。

$ sudo sh -c 'echo "deb [リポジトリURL] [リポジトリコンポーネント]” > /etc/apt/sources.list.d/[リポジトリ名].list’

認証キーの追加(サードパーティ製パッケージのみ)

次にリポジトリの認証キー(公開鍵)を追加します。

今までのやり方では、認証キーの追加はapt-keyコマンドを使って行うのが一般的でした。

しかし、パッケージ署名の手法が変更されたため、
2020年以降ではapt-keyコマンドの使用は非推奨となっています。

そのため、ここではapt-keyコマンドを使う場合と使わない場合の2つのパターンをご紹介します。

apt-keyコマンドを使う場合:

・パッケージリポジトリの公開鍵を取得
・取得した公開鍵をapt-keyコマンドを使用して追加

$ curl [リポジトリ認証キーURL] | sudo apt-key add -

apt-keyコマンドを使わない場合:

・/etc/apt/trusted.gpg.d/ディレクトリに直接ファイルとして公開鍵を追加

$ curl [リポジトリ認証キーURL] | sudo gpg --dearmor -o /etc/apt/trusted.gpg.d/[リポジトリ名].gpg

もちろんどちらの方法を使っても基本的には認証キーの追加はできますが、
今後はapt-keyコマンドを使わない方法が主流になっていくと推測されるます。

パッケージのインストール

パッケージのインストール方法については、
標準パッケージとサードパーティ製パッケージで基本的に違いはありません。

$ sudo apt update
$ sudo apt install [パッケージ名]

まとめ

以上、aptの概要やコマンド、パッケージインストールについて説明してきました。

今回の内容を押さえておけば、より一層aptコマンドを使いこなせるようになると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。