- エンジニアが副業を始めるには?
- エンジニアの副業にはどんな種類がある?
本記事ではこのような疑問を解決します。
副業がブームになっている昨今、エンジニアほど副業をやりやすい職業はないでしょう。
副業に関心があったり、副業をしてみたいと思っている方は多いと思います。
しかし、実際に副業を始める方はとても少ないのが現実です。
なぜ、みんな副業を始めないのかと言うと、
もちろん日々の仕事に追われているというのもありますが、
それよりも具体的に何をしたらいいのかわからないというのが1番の本音でしょう。
そこで今回はエンジニアの副業にはどんな種類があるのか、どのように始めたらいいのかを解説します。
エンジニアが副業をするべき理由
冒頭でも述べましたが、エンジニアは副業をとてもやりやすい職業です。
というのも、本業のスキルをそのまま活かすことができるからです。
また、パソコン1台あれば仕事ができ、ITによるレバレッジの力を存分に受けれます。
そして、エンジニアが副業をするべき1番の理由は、
エンジニアとしてのスキルをさらに身につけることができるからです。
例えば本業でPythonによる開発をしているエンジニアが、
副業でフロントエンドのJavaScript・TypeScriptを学んだり、
バックエンドの別の言語を使ったりすれば、
他言語のスキルが身についたり、他言語との比較でさらに本業の言語の理解が深まるでしょう。
また、開発以外の副業であれば、
マーケティングスキルやライティングスキルなどの「ザ・ITで稼ぐ力」を習得することができます。
したがって、本業と副業で身につけたスキルによってあなたの人材価値はグングン高まります。
エンジニア副業の種類 7パターン
①サブでできる開発案件を受託する
サブの開発案件の受託はエンジニアにとって定番の副業です。
どんな案件を受託するかについては、
本業で使っている言語と同じ案件を選ぶことは稼ぎに直結しますし、
別の言語の案件にチャレンジしてみることも新しい技術や体験を得れるため良いと思います。
そして、サブの開発案件となると、本業が平日昼間のビジネスタイムにあることを考えて、
平日夜や土日でできる案件を探すことになるでしょう。
案件の探し方はいろいろありますが、
下記のようなフルタイムだけでなく副業案件も扱っているエージェントで案件を探すのがおすすめです。
・ITプロパートナーズ(エンジニア、デザイナー向けの週2、3日のお仕事紹介)
・レバテックフリーランス(業界最大級の案件を保有)
なお、案件獲得方法についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
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ちなみに、一般的にエンジニアが開発案件を受託する際には準委任契約(いわゆる月単価〇〇万円で報酬をもらう)で企業などのプロジェクトに参画しますが、
HTML・CSSやJavaScriptを使ってWebサイト等を作成するWeb制作では請負契約(成果物納品で報酬をもらう)であることが多いでしょう。
そのようなWeb制作案件の場合は場所や時間に縛られず、
仕事の粒度も小さいことが多いため、気軽に始められます。
Web制作案件についてはクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトで仕事を受託するのが定番です。
②個人でアプリケーション開発をする
個人でのアプリケーション開発では、
自分が作りたいアプリケーションの開発に取り組めたり、
使いたい言語やフレームワークなどを扱えたりするのがメリットです。
しかし、お金を稼ぐという点では今回ご紹介している中で1番ハードルの高いものとなっています。
とは言っても、本業での収入があるため、
副業がなかなか軌道に乗らなくても経済的な面では問題ないはずです。
逆に、一発当ててしまえばガッと稼げてしまうという点は個人開発の最大の旨味と言えるでしょう。
また、現在ではクラウドサービスの進化により、
比較的簡単に自らのアプリケーションを公開したり、スケールさせたりすることができるため、
一攫千金も夢ではありません。
③プログラミングを教える
IT化が進む現代において、プログラミングスキルは多大な価値を持ちます。
そんな有用スキルを教えて欲しい人は世の中にたくさん存在します。
ただ、一言で「教える」と言っても教え方は千差万別です。
教える人のキャラクターやオリジナリティ、教える内容や順番によって
生徒のわかりやすさや定着具合はいくらでも上振れ下振れします。
そして、プログラミングを教えた生徒から
「先生のおかげでプログラミングができるようになった!」「案件を獲得できた!」
といった形で感謝されることがあれば、やりがいを強く感じることができるでしょう。
ではどのようにプログラミングを教える場を設けたらいいのかですが、
下記のような選択肢があります。
・ココナラ(気軽な副業からガッツリ稼ぎたい人まで!)
・Udemy(世界最大級のオンライン学習プラットフォーム)
・プログラミングスクール講師
どんな講義をしているかやカリキュラムについて学びたい方はプログラミングスクール講師がおすすめです。
一方、独自に講義を作成したい方はココナラやUdemyがマッチします。
④ITコンサルをする
ITコンサルとは主に企業に対してITに関するアドバイスをしたりシステム導入支援を行ったりする仕事です。
特にエンジニアであれば、IT周りの経験を活かしてコンサルティング業務を行いやすいです。
例えば、業務効率化や集客などのためにどのようにIT化を進めたらいいか等を提案します。
IT化を通して収益を上げたり、費用を抑えたりすることでその見返りを報酬として受け取ります。
しかし、ITコンサルでは自らコードを書くことはほとんどないため、
コードをバリバリ書きたいという人にはあまり向かないかもしれません。
とは言っても、
クライアントは企業であり、上流工程チックな仕事であるため、報酬は高い傾向にあります。
ただ、課題は仕事の探し方です。
知り合いなどのツテであれば問題ないですが、
ITコンサルの案件をエンジニアが受けることは未知数です。
ITエージェントから案件の紹介を受ける場合は、
エンジニアとしての下流工程の経験+αでスキルなどを全面に押し出す必要があると勝手ながら考えています。
⑤プログラミング教材を作成・販売する
あなたオリジナルのプログラミング教材を世の中に提供することでプログラミング学習者に価値提供をしてみましょう。
巷には数多くのプログラミング教材が存在します。
つまり、それだけプログラミング学習の需要があるという証拠です。
ただ、数多くあるプログラミング教材の中でも、
どの技術に焦点を当てているのかや学習者のレベル、
切り込む視点によってそれぞれの教材が発揮する価値はさまざまです。
また、プログラミング教材と学習者には相性というものがあり、
学習者のレベルや趣向などによって合う教材は異なります。
したがって、プログラミング教材を作るハードルは高くなく、
あなたのオリジナリティが世の中のプログラミング学習者を救うことは往々にしてあるのです。
教材の販売方法としてはnoteなどの有料記事プラットフォームを使うのが手っ取り早いでしょう。
また、自分でWebサイトを立ち上げて支払完了したユーザのみを閲覧可能にすることやPDF等で教材を送付するといった販売方法もおすすめです。
⑥ブログを書く
エンジニアに限った話ではないですが、
「おすすめの副業○選」みたいな記事で必ずと言っていいほど紹介されるのがブログです。
ブログを書くことは収入を得る以外にも、
知識の整理やライティングスキル等の向上といった様々なメリットがあります。
エンジニアであればプログラミングやエンジニアの仕事・キャリアに関する発信が定番ではないでしょうか。
筆者も当ブログを運営していて、プログラミング技術をまとめた記事をよく書くのですが、
実装した内容が定着し、再度現場で思い出したい時には何回でも自分の書いた記事で確認できるため、助かっています。
ブログを書く目的はいろいろありますが、収入以外にも得るものはたくさんあるため、
エンジニアに限らずビジネスパーソンは1人1ブログ必須だと思っています。
また、他の副業をしているでも、その副業の経験が発信内容にもなり得るため、
ブログだけは真っ先に始めることがおすすめです。
なお、ブログの始め方については以下の記事を参考にしてみてください。
WordPressブログの始め方とは?ハズレなし!絶対おすすめなWordPressテーマとは?ブログを始めるのにかかる費用とは? 本記事ではこのような疑問を解決します。前回こちらの記事で、ブログを始めるならWordPressブログが[…]
⑦インフルエンサーになる
インフルエンサーは主にSNSを使って各分野の発信をしていますが、
本記事ではエンジニアとしての発信をすることをご紹介します。
TwitterやInstagramなどいくつかメジャーなSNSはありますが、
筆者がおすすめしたいのが動画投稿とライブ配信です。
なぜなら、プログラミングという奥深い内容を教える場合、
ある程度まとまった時間を取れる動画の方が圧倒的にわかりやすく視聴者に伝えることができるからです。
また、ライブ配信であればその場ですぐに質問ができるためです。
動画投稿であればYouTube、ライブ配信であれば17LIVEやPocochaが有名どころかと思います。
映像であれば視聴者との親密性が高くなり、
あなたのキャラクターやオリジナリティでファンになる視聴者はきっと現れることでしょう。
視聴者が増えれば、広告収入や投げ銭で多くの稼ぎを得ることも夢ではありません。
まずはアカウントを作成するところから始めましょう。
エンジニアが副業を始める上での注意点
副業を始めることは素晴らしいことですが、もちろん良い面だけではありません。
気をつけないといけない、意識しないといけないこともいくつか存在します。
ここではエンジニアが副業を始める上での注意点を3つ挙げました。
成果が出なくても継続すること
「副業を始めてすぐに成果が出た!」となればいいですが、
なかなかそう上手くはいかないものです。
もちろん最初から稼げる人もいますが、ほとんどの人は稼ぐことができません。
そもそも副業を始める人自体がとても少数派です。
また、副業を始めてそれを継続する人はさらに少なくなるでしょう。
ここで私の好きな言葉をご紹介します。
したい人、10000人
始める人、100人
続ける人、1人
みんな副業をしたいと思っています。
でも、始めません。
始めたとしても続きません。
稼げないと言って辞めていきます。
なので、副業を始めてそれを継続することでライバルは限りなく少なくなるため、
稼げる可能性がグンっと高まります。
いつか花開く時が来ることを信じてコツコツ続けましょう。
たまには息抜きをすること
本業と副業のダブルワークを続けていくことは肉体的にも精神的にもキツいものがあります。
また、目の前のことに追われていると、周りが見えなくなり頭が硬くなりがちです。
そんな時は息抜きをすることも大切です。
身体は大事な資本であるため時には休ませましょう。
さらに、たまには遊びやレジャーを楽しんだり、
本業や副業とは関係ない分野のものに触れたりすることで、
良い刺激やインスピレーションを受けることができます。
税金について必要な部分を学ぶこと
個人事業主の方はもちろん確定申告が必要ですが、
会社員の方でも収入が一定以上の額を超えたり条件を満たしたりすれば確定申告をする必要があります。
その際には税金についての知識が必要になります。
とはいってもそこまで深い知識が求められるわけではありません。
ただ、ある程度税金について知っておくと、経費算入や控除などにより節税をすることができます。
したがって、会社員・フリーランスに関する税金知識についての本を1冊買ってサッと読んでみると、
確定申告や節税への理解が格段に高まります。
とにかく行動するしかない
「副業」というワードはエンジニアに限らず誰しも惹かれるワードだと思います。
それは本業以外に収入を得ることができたり、
副業をしている自分にいろいろな意味で充実感や喜びを感じたりすることができるからです。
しかし、副業でお金を稼ぐことや幸福感を感じることができるのは行動した者だけです。
今はさまざまな情報が民主化され、
ネット環境さえあれば誰でも有益な情報にアクセスすることができます。
情報が平等に見れるのであれば、差がつくのは行動力です。
行動できる人が現代では勝者になれます。
まずは自分のできることから始めていきましょう。
まとめ:副業は収入以外にも得れるものがたくさんある
以上、エンジニアの副業パターンやその始め方を解説しました。
特にエンジニアの副業は作業した分だけ知識やスキルが身につき、それが資産となります。
個人的には、エンジニアであればまずはサブでできる開発案件を受託して複数の言語やツールのスキルを習得するのがおすすめです。
なぜなら、エンジニアとしてプログラミングスキルを磨くことで、
他の副業で花開く可能性をグンっと上げられるからです。
副業を始めて、エンジニアとしての可能性をドンドン拡げていきましょう!
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