本記事の対象者
- 中小企業でWeb会議システム導入を考えている方
- セキュリティ面で安心なWeb会議システムを求めている方
- インストール不要・参加者メアド登録不要なWeb会議システムを求めている方
本記事でわかること
- ブラウザ型Web会議システムの中身
- 上記の方におすすめなブラウザ型Web会議システム
インストール不要のブラウザ型Web会議システムとは?
Web会議システムの種類
そもそもWeb会議システムの種類にはどんなものがあるのでしょうか?Web会議システムには「オンプレミス型」「クラウド型」「ブラウザ型」の3つの種類があります。
「オンプレミス型」はサーバーを自社で保有し、そこにWeb会議システムを構築していく方法で、自社流にカスタマイズできたり外部要因を受けにくかったりというメリットはありますが、その分導入コストや運用コストに多くのお金の労力がかかってしまいます。
そのため、他社が提供するサービスである「クラウド型」「ブラウザ型」を利用するのがコスパ的にも良いでしょう。ではこの2つがどういったものか?
クラウド型は端末にソフトウェアをインストールしてサービス提供者のサーバーにアクセスしてWeb会議を行うものです。有名なサービスだと、ZoomやSkypeなどがあります。
一方、ブラウザ型はソフトウェアのインストールを必要とせず、Google ChromeなどのブラウザからWeb会議を行うものになります。
ソフトウェアのインストール不要というのは大きなメリットで、クラウド型では専用のソフトウェアなどを参加者であってもインストールする必要があり、OS・バージョンなどに気を遣わなければいけません。しかし、ブラウザ型ではパソコンやスマホにほぼ確実に入っているWebブラウザあればWeb会議をすることができるため便利です。そして、クラウド型Web会議システムのZoomでは画面乗っ取り問題が話題になりましたが、アプリをインストールしないタイプのブラウザ型ではこのような心配がありません。
以上、これらのことを考慮して、本記事では最もおすすめしたいブラウザ型Web会議システムについて話を進めていきたいと思います。
ブラウザ型Web会議システムの特徴
ブラウザ型Web会議システムは「WebRTC」という技術が用いられています。
「WebRTC」とは「Web Real-Time Communication」の略で、Webブラウザ上でリアルタイムに音声や映像、その他のデジタルデータを通信できるようにする技術のことです。
WebRTCは基本の通信方式がP2P方式と呼ばれる、サーバーを介さずに端末同士が直接データのやり取りを行うものであるため、セキュリティ面で優れているというのが特徴です。
ただ、WebRTCの基本の通信方式であるP2P方式では同時に大人数の接続が難しいという問題もあります。その場合はクライアント・サーバー方式を採用し、中間にサーバーを挟むことによって多人数接続を可能にすることができます。
おすすめのブラウザ型Web会議システム
それではおすすめのブラウザ型Web会議システムをご紹介します。
Lite FreshVoice(LFV)
こちらはテレビ会議システム「FreshVoice」などを手掛けるエイネット社のブラウザ型Web会議システムです。
公式サイトはこちらから>>
LFVの大きな特徴は2つがあるのですが、1つ目は日本で唯一セキュリティ保険がついたWeb会議システムという点です。Web会議での1番の心配事は機密情報などの流出です。このようなことが起こった場合に多額の損害賠償請求をされてしまったら、特に中小企業の方々には大きなダメージとなります。LFVでは情報流出によって損害賠償を受けた場合に1,000万円までの金額を補償するセキュリティ保険を全アカウントに付与されています。
2つ目はインストール不要・参加者メアド登録なしという点です。インストール不要は上記で説明しましたが、参加者のメアド登録が不要である点は便利なポイントです。無用に個人情報を収集される必要がないため、心理的にも手間的にも良いでしょう。最後に、LFVは1ID(ホストアカウント)・1URL(会議室)・月額15,000円から契約可能で、14日間の無料トライアルを利用することができます。
Google Meet
こちらは天下のGoogleが提供するブラウザ型Web会議システムになります。
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Googleアカウントを持っている人であれば誰でもWeb会議を開催・参加することができます。無料版では60分までの時間制限がありますが、現時点では2021年3月31日まで時間制限無しで提供されています。
ブラウザ型Web会議システムを活用しよう!
ブラウザ型Web会議システムはインストール不要でセキュリティ面も優れていることがわかりました。
そのため、Web会議などの仕事用にはLite FreshVoiceやGoogle Meetを使い、リモート飲み会などの遊び用にはZoomやSkypeを使うといったような利用方法も良いかと思います。ぜひ仕事ではブラウザ型Web会議システムを活用してみてください。
Lite FreshVoice(LFV)
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Google Meet
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