- Pythonを無料で学習したい
- Pythonをわかりやすく教えてほしい
- Pythonでさまざまな教材やスクールを利用したけどイマイチ理解ができなかった
本記事は上記のような人のためにPython文法をわかりやすく解説していきます。
プログラミング初心者の方だと主にプログラミング特有の概念などに理解を詰まらせることでしょう。
そこでPythonの文法について「無料で・わかりやすく・網羅的に」学ぶことができるように本記事シリーズを作成しました。
本記事シリーズを読めばPythonコードを自由自在に操れるようになります。
そして、学習の進め方としては40~60%の理解でどんどん進めていくことと、何度も復習することが大切です。
Python文法の入門講座⑥では応用論点について学習していきます。
※本記事は内容を随時更新していきます。
with構文
with構文はプログラムの開始と終了がセットになった処理を効率的に実行してくれる構文です。
どういうことかというと、プログラムの開始と終了がセットになっている処理の場合、プログラムを終了するためのコードを書く手間があったり書き忘れたりすることがあります。
そんな時にwith構文を使うことで自動でプログラムの開始と終了が行われるため、コードの記述を短縮できるわけです。
with 通信を開始する処理 as 変数名 :
実行する処理
本記事ではファイルの読み書きを例にwith構文を確認していきます。
ファイルの読み書きをするためのwith構文は以下のようになります。
with open(引数1, 引数2) as 変数名 :
引数1→読み込ませたいファイル(パスを忘れずに)
引数2→モード・・・書き込み:w 読み込み:r
例)
with open(/User/documents/Python練習.doc) as pyex #Python練習.docファイルに「with構文を学ぼう!」と書き込む
pyex.write('with構文を学ぼう!')
try・except構文
try・except構文は例外(エラー)が起きそうなコード箇所で、例外(エラー)が起きた場合に指定した処理を実行させるための構文です。
つまり「ここでエラーが起きたら、こういう処理をする」という仕組みになります。
try :
処理(エラーが起きそうなところ)
excpet エラー名 :
エラーが起きた場合の処理
①tryの中にある処理が実行される
②try処理実行中にexcept文にあるエラー名と同じエラーが発生
③except文にある処理が実行される
例)
try : #0で割ることでZeroDivisionErrorというエラーが起きる
print(2 / 0)
except ZeroDivisionError :
print('エラーが起きました。')
import文
import文とは外部のモジュールを読み込むための文のことです。
モジュールとはPythonファイルのことでファイル名.py(拡張子が.pyになっているもの)を指します。
import文は外部のモジュールの中に記述されたクラスや関数、変数を読み込んで現在作業中の.pyファイルで使えるようにすることができます。
ちなみにモジュールを中心としたクラス・関数からライブラリまでの関係は以下の通りです。
ライブラリ・・・いくつかのパッケージをまとめてインストールできるようにしたもの
標準ライブラリ→Pythonに元から付属していてすぐに使えるライブラリ
サードパーティライブラリ→外部からのダウンロード・インストールを必要とするライブラリ
パッケージ・・・モジュールをいくつか集めてまとめたもの
そして、以下のように記述してモジュールを読み込みます。
import モジュール名
「モジュール名.クラス名」、「モジュール名.関数名」、「モジュール名.変数名」と記述することで使うことができる
from モジュール名 import クラス名or関数名or変数名
「クラス名」、「関数名」、「変数名」のそれぞれ単体で記述することで使うことができる
プラスα
from モジュール名 import *
モジュール内のすべてのオブジェクトを使うことができる
import モジュール名 as 任意の名前
インポートしたモジュールを任意の名前で使うことができる
例)
import os #osモジュールをインポート
from .views import List #同じ階層にあるview.pyファイルからListクラスをインポート
from .views import List #同じ階層にあるview.pyファイルからすべてのクラス、関数、変数をインポート
import pandas as pd #asで簡単な名前をつける
まとめ
Python文法の入門講座⑥では「応用論点」について学習しました。
今回の内容はファイル操作やWebアプリケーションの開発でよく使われるものになります。
なので本記事を押さえる前にまずはPython文法の基本である入門講座①~⑤の習得に時間を割いていただければと思います。
Python文法の入門講座⑥についてはあくまで補足的な内容という理解で大丈夫です。
と、ここまでPython文法の入門講座①~⑥の学習、本当にお疲れ様でした。
これでPython文法の入門講座は終了になります。
この後は本記事シリーズを何度も復習して自分のものにしていってください!
Python文法の入門講座全シリーズはこちらから!
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