- Pythonを無料で学習したい
- Pythonをわかりやすく教えてほしい
- Pythonでさまざまな教材やスクールを利用したけどイマイチ理解ができなかった
本記事は上記のような人のためにPython文法をわかりやすく解説していきます。
プログラミング初心者の方だと主にプログラミング特有の概念などに理解を詰まらせることでしょう。
そこでPythonの文法について「無料で・わかりやすく・網羅的に」学ぶことができるように本記事シリーズを作成しました。
本記事シリーズを読めばPythonコードを自由自在に操れるようになります。
そして、学習の進め方としては40~60%の理解でどんどん進めていくことと、何度も復習することが大切です。
Python文法の入門講座③では「if文・for文・while文」について学習していきます。
※本記事は内容を随時更新していきます。
プログラムの基本処理
プログラムには基本となる処理が3つあります。
- 順次進行
- 条件分岐
- 繰り返し
順次進行は「順番に処理を行うこと」で、条件分岐は「条件によって処理を変えること」、繰り返しは「同じ処理を反復していくこと」になります。
if文
if文
if文とは条件分岐を行うための文です。
ある条件に合致する場合はこの処理、合致しない場合は違う処理、といった流れになります。
例)
a = 8
b = 5
if a > b :
print("正しい!")
else :
print("誤り!")
#処理結果
=>正しい
インデント
ここで、Pythonではインデントがとても重要になります。
インデントとは文章の行頭の空白のことです。
if文などを記述する時はこのインデントによって条件や処理を認識します。
例えばRubyだとif文を記述する場合、if文の最後にendを記述する必要がありますが、Pythonの場合はこのendにあたるものをインデントで認識します。
複数条件(elif)
また、if文においていくつか条件を追加したい場合は「elif」を使って条件と処理を追加することができます。
例)
score = 80
if score == 100 :
print("満点合格!!")
elif score >= 60 :
print("合格!")
else :
print("不合格。")
#処理結果
=>合格!
for文
for文
for文とは繰り返し処理を行うための文です。
for文において、inの後ろのリストや関数から要素を取り出して変数に格納します。
この変数を「カウンタ変数」と呼び、for文内でのみ使われます。
例)
fruits = ["りんご", "みかん", "ぶどう"]
for i in fruits :
print(i)
#処理結果
=>りんご
=>みかん
=>ぶどう
range関数
range関数を使うと、一定回数の繰り返し処理を指定できます。
range(繰り返す回数) ※数え方→0,1,2…
例)
for i in range(5)
i += 1
print(str(i) + "回目の出会い")
#処理結果
=>1回目の出会い
=>2回目の出会い
=>3回目の出会い
=>4回目の出会い
=>5回目の出会い
zip関数
zip関数を使うと、複数のリストの要素を同時に取り出すことができます。
zip(リスト名1, リスト名2)
例)
japanese = ["サッカー", "野球", "テニス"]
english = ["football", "baseball", "tennis"]
for j, e in zip(japanese, english) :
print(j, e)
#処理結果
=>サッカー football
=>野球 baseball
=>テニス tennis
enumerate関数
enumerate関数を使うと、リストからインデックスと要素を同時に取り出すことができます。
enumerate(リスト名)
例)
position = ["会社員", "自営業", "経営者", "投資家"]
for i, j in enumerate(position) :
print(f"{i}:{j}")
#処理結果
=>0:会社員
=>1:自営業
=>2:経営者
=>3:投資家
break文
break文はある条件に当てはまった時に繰り返し処理を終了させる文です。
for 変数 in リスト:
if 条件:
break
例)
for i in range(10) :
if i == 6 :
break
print(i)
#処理結果
=>0
=>1
=>2
=>3
=>4
=>5
=>6
continue文
continue文は繰り返し処理で、ある条件に当てはまった時にその処理をスキップさせる文です。
for 変数 in リスト:
if 条件:
continue
例)
for i in range(10) :
if 4 <= i <= 7 :
continue
print(i)
#処理結果
=>0
=>1
=>2
=>3
=>8
=>9
ネスト
ネストとはある構造の中に同じ構造のものが含まれている状態のことをいい、入れ子ともいいます。
for文であれば、for文の中にfor文が入っている構造をfor文のネストと呼びます。
for 変数 in リスト1:
for 変数 in リスト2:
print(リスト1, リスト2)
例)
list1 = ["上", "中", "下"]
list2 = ["上", "中", "下"]
for i in list1 :
for j in list2 :
print(f"{i}の{j}")
#処理結果
=>上の上
=>上の中
=>上の下
=>中の上
=>中の中
=>中の下
=>下の上
=>下の中
=>下の下
while文
while文は特定の条件を満たしている間、繰り返し処理を行うための文です。
while文は条件を満たしていれば同じ処理を繰り返し、条件を満たさなくなった時に処理を終了します。
例)
num = 0
while num < 10 :
print(num)
num += 1
#処理結果
=>0
=>1
=>2
=>3
=>4
=>5
=>6
=>7
=>8
=>9
まとめ
Python文法の入門講座③では「if文・for文・while文」について学習しました。
今回の内容は文法のルールを頭に入れて自分で条件や処理を変えて試してほしいと思います。
特にif文とfor文は確実に押さえてほしいところになります。
次回Python文法の入門講座④では「関数」について学習していきます。
こちらからどうぞ!
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