Python文法の入門講座②リスト・辞書【ブログで無料独学】

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  • Pythonを無料で学習したい
  • Pythonをわかりやすく教えてほしい
  • Pythonでさまざまな教材やスクールを利用したけどイマイチ理解ができなかった

本記事は上記のような人のためにPython文法をわかりやすく解説していきます。

プログラミング初心者の方だと主にプログラミング特有の概念などに理解を詰まらせることでしょう。

そこでPythonの文法について「無料で・わかりやすく・網羅的に」学ぶことができるように本記事シリーズを作成しました。

本記事シリーズを読めばPythonコードを自由自在に操れるようになります。

そして、学習の進め方としては40~60%の理解でどんどん進めていくことと、何度も復習することが大切です。

Python文法の入門講座②では「リスト・辞書」について学習していきます。

※本記事は内容を随時更新していきます。

リスト

リスト(リスト型)とは複数のデータを格納することができるデータ型のことです。

前回のPython文法の入門講座①では、変数に1つのデータを入れることを扱いました。

リストでは変数に複数のデータを入れることができます。

Pythonリスト説明

リストは角カッコ[ ]を使って、以下のように記述します。

例)

fruits = ["りんご", "みかん", "ぶどう"]

リストの1つ1つの箱のことを要素と呼び、それぞれの要素には場所の情報として番号が割り当てられます。

その番号のことを「インデックス」といいます。

インデックスは左から0,1,2…と数えます。

つまりインデックスは「順番 - 1」ということです。

例えば左から3個目の要素は「3番目 - 1」でインデックスは「2」となります。

また、後ろのインデックスから数える場合は-1,-2,-3…というように数えます。

そして、リスト型の変数をつくり、変数名[インデックス]として、そのインデックスの要素を取り出します。

それではリストを操作してみましょう。

例)

fruits = ["りんご", "みかん", "ぶどう"] #[ ]を使ってリスト型の変数を定義する

print(fruits[0])
=>りんご #インデックス0の「りんご」が取り出された

print(fruits[0:2])
=>['りんご', 'みかん'] #インデックス0から(2 − 1)個目が取り出された

print(fruits[:2])
=>['りんご', 'みかん'] #インデックス0から(2 − 1)個目が取り出された ※0は省略できる

また、リストの中にリストを入れることもできます。

その場合は[ ]の中に[ ]をつくります。

例)

fruits = [["りんご", "みかん", "ぶどう"], ["バナナ", "レモン", "メロン"]] #リストの中に2つのリストを入れてリスト型の変数を定義する

print(fruits[0][1])
=>みかん #リストの中の、インデックス0であるリストの中の、インデックス1の要素

append関数

append関数を使うと、要素をリストに追加することができます。

append関数はリストの1番後ろに要素を追加する関数です。

例)

fruits = ["りんご", "みかん", "ぶどう"]

fruits.append("バナナ")

print(fruits)
=>['りんご', 'みかん', 'ぶどう', 'バナナ'] #リストの1番後ろに「バナナ」が追加された

pop関数

pop関数を使うと、要素をリストから削除することができます。

なお、インデックスを指定しない場合は1番後ろの要素が削除されます。

例)

fruits = ["りんご", "みかん", "ぶどう"]

fruits.pop(1)
=>['りんご', 'ぶどう'] #インデックス1の「みかん」が削除された

辞書

辞書(辞書型)とはキーと値を紐づけたデータ型のことです。

Python辞書説明

辞書は波カッコ{ }を使って以下のように記述します。

例)

fruits = {"apple" : "りんご", "orange" : "みかん", "grape" : "ぶどう"} #{ }を使って辞書型の変数を定義する

リストではインデックスで要素にアクセスしました。

一方、辞書ではキーで要素にアクセスします。

具体的には「変数名[‘キー名’] = 値」で要素を追加したり、変数名[キー名]で要素を取り出したりすることができます。

例)

fruits = {"apple" : "りんご", "orange" : "みかん", "grape" : "ぶどう"}

fruits["banana"] = "バナナ"

print(fruits)
=>{'apple': 'りんご', 'orange': 'みかん', 'grape': 'ぶどう', 'banana': ‘バナナ’} #キー名が「banana」、値が「バナナ」である要素が追加された

print(fruits["orange"])
=>みかん #キー名に「orange」を指定して、値が「みかん」である要素が取り出された

タプル(おまけ)

タプル(タプル型)とはリストと同じく複数のデータを格納することができるデータ型のことです。

ただ、リストとは以下の点で異なります。

・タプルは丸カッコ( )で囲む

・タプルは要素の追加・削除・変更ができない

・タプルは使用メモリが少ない(演算などの処理が早い)

例)

fruits = ("りんご", "みかん", "ぶどう")

print(fruits)
=>('りんご', 'みかん', 'ぶどう')

まとめ

Python文法の入門講座②では「リスト・辞書」について学習しました。

今回の内容は比較的やさしいテーマであったと思います。本記事ではリストと辞書の違いを押さえればOKでしょう!


次回Python文法の入門講座③では「if文・for文・while文」について学習していきます。

こちらからどうぞ!

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