- Django Rest FrameworkでAPIドキュメントを出力するには?
- 出力したドキュメントをOpen APIツールで確認するには?
本記事ではこのような疑問を解決します。
フロントエンドとバックエンドを切り離した開発では相互間をWeb APIによってやりとりするため、
両者間の架け橋となるAPIドキュメントが必要になります。
そして、Django Rest Frameworkを用いた場合、
どのようにAPIドキュメントを出力すればよいのでしょうか?
そこで今回はDjango Rest FrameworkでAPIドキュメントを出力する方法を解説します。
ライブラリをインストールする
まずはDjango Rest FrameworkでAPIドキュメントを出力するためのライブラリをインストールします。
ここではPyYAMLとuritemplateをインストールします。
$ pip install PyYAML uritemplate
APIドキュメントを出力する
Django Rest FrameworkにはAPIドキュメントを出力するためのコマンドが標準で備わっています。
それがgenerateschemaコマンドです。
ただ、こちらのコマンドを実行してAPIドキュメントを出力するのに、
先ほどインストールしたPyYAMLとuritemplateが必要になります。
なお、出力されるファイルはOpenAPI 3.0に対応したYAML形式のファイルです。
それでは以下の通りコマンドを実行します。
$ python manage.py generateschema --file 【ファイル名】.yml
同じディレクトリに「【ファイル名】.yml」というファイルが生成されたと思います。
ちなみに、formatオプションで「openapi-json」を指定すれば、
JSON形式のファイルを出力することもできます。
$ python manage.py generateschema --file 【ファイル名】.yml --format openapi-json
出力したAPIドキュメントをツールに読み込ませる
出力したAPIドキュメントをOpen APIに対応したSwagger Editorなどのツールに読み込ませれば、
ツール上でAPIの定義などを確認することができます。
実際の画面は以下の通りです。(Swagger Editor画面)
まとめ
以上がDjango Rest FrameworkでAPIドキュメントを出力する方法になります。
SPA開発などでフロントエンドの担当者とやりとりする際に、
わかりやすいUIでAPIの定義などを確認できるのでとても便利ですね。
ぜひ活用してみてください!
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