- pipでパッケージを一括インストールするには?
- requirements.txtの使い方は?
本記事ではこのような疑問を解決します。
Pythonのパッケージ管理ツールであるpipを使用していると、以下のことを実現したくなります。
・パッケージを一括インストールしたい
・インストールしたパッケージを一覧で確認したい
・どんな環境でもインストールするパッケージを固定したい
そんな時に便利なのがrequirements.txtを使ったインストールです。
今回はpipでrequirements.txtを使ってパッケージを一括インストールする方法をご紹介します。
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requirements.txtを生成する
まずは以下のコマンドでrequirements.txtを生成します。
こちらはrequirements.txtを生成したいディレクトリで実行します。
$ pip freeze > requirements.txt
requirements.txtにパッケージ名を記述する
次に生成されたrequirements.txtにインストールしたいパッケージを記述していきます。
requirements.txtの書き方は以下の通りです。
Django == 4.0.4 # バージョン4.0.4がインストールされる
Django >= 4.0.4 # バージョン4.0.4以上がインストールされる
Django <= 4.0.4 # バージョン4.0.4以下がインストールされる
Django != 4.0 # バージョン4.0を除いたバージョン(最新)がインストールされる
Django ~= 4.0.4 # バージョン4.0.4以上で4.0.*の最新版がインストールされる
なお、requirements.txtの記述例はこちら(pip公式サイト)にあります。
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requirements.txtを使ってパッケージを一括インストールする
最後にrequirements.txtを使ってパッケージを一括インストールします。
以下のコマンドを実行しましょう。
$ pip install -r requirements.txt
pip listコマンドでパッケージ一覧にインストールしたものが確認できればOKです。
まとめ
以上がpipでrequirements.txtを使ってパッケージを一括インストールする方法になります。
requirements.txtを生成・記述・インストールの簡単な流れです。
環境構築などの際にとても便利なのでぜひ使ってみてください!