Amazon大口出品と小口出品の違いを解説【どっちを選ぶべき?】

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  • 大口出品と小口出品の違いとは?
  • 大口出品と小口出品ではどっちを選ぶべき?

本記事ではこのような疑問を解決します。


Amazon物販を始める時に選ばなければいけないのが大口出品にするか小口出品にするかということです。

初心者の方であれば、最初は月額費用がかからない小口出品の方を選びがちですが、果たしてその選択は正しいのでしょうか。


そこで今回はAmazon物販初心者であるあなたのために、大口出品と小口出品の違いとどちらを選ぶべきなのかを解説していきます。

大口出品と小口出品の違い

大口出品と小口出品の違いを下記の表にまとめたので確認してみましょう。

Amazon大口出品と小口出品の違い
参照元:Amazon(出品サービス)

大口出品の特徴

大口出品では月額4,900円の固定費用が発生する代わりに、小口出品では得られない様々なメリットを受けることができます。

そのメリットを一言でいうと「商品がより売れやすくなる」というメリットです。

Amazon物販をする上では大口出品の力がとても効いてきます。

小口出品の特徴

小口出品では大口出品のように月額固定費は発生せず、商品が売れた時に基本成約料100円/個と販売手数料が発生するのみです。

つまり、商品が売れない限りは何の料金も発生しません。


その代わり大口出品に比べて、商品の売れやすさの面で不利になる可能性が高いといえます。

大口出品と小口出品ではどっちを選ぶべき?

山頂

大口出品と小口出品のどちらを選べば良いのか?


結論は「大口出品にするべき」です。

たしかに大口出品だと、商品が売れても売れなくても毎月必ず4,900円の固定費用がかかってしまいますが、Amazon物販をしていくのであれば大口出品の方が金額以上のメリットを受けることができます。


そのメリットも含め、本記事では大口出品にするべき理由を4つ厳選しました。

もちろん大口出品にするべき理由はたくさんありますが、後述する4つが個人的に大きな理由であると考えています。

大口出品にするべき理由4つ

トラックの中の配送物

ショッピングカートボックス獲得資格がある

個人的にこの「ショッピングカートボックス獲得資格」が大口出品にするべき1番大きな理由だと思っています。

そもそもあなたはショッピングカートボックスはご存知でしょうか?

Amazonで商品を購入する時にカートへ追加するこちらのボタンです。

Amazonショッピングカートボックス

Amazonは楽天などと異なり、「1商品1カタログ」の仕組みを採用しています。

つまり、1つの商品カタログに対して出品者がいくつか構えているといった感じです。


また、ユーザーが出品者の個性や特徴を気にするようなことはほぼありません。


そして、Amazonでユーザーが商品を購入する際は基本的にこのショッピングカートボックスのボタンをクリックして購入します。

さらに、このショッピングカートボックスを獲得できるのはその商品の出品者の中から選ばれた1出品者のみなのです。


ショッピングカートボックスを獲得できる出品者はFBAを利用しているか、出品者の評価・対応などを考慮して決められます。

その評価基準はAmazonから明言されてはいませんが、小口出品の出品者にはショッピングカートボックス獲得資格がないことは明言されています。


したがって、ショッピングカートボックス獲得資格がある大口出品と獲得資格がない小口出品では商品の売れやすさが大きく違ってくるのです。

出品者独自の配送料の設定ができる(マケプレプライムも利用できる)

小口出品の場合、配送料は商品カテゴリーごとに一律で決められています。
※本・ミュージック・ビデオ・DVDは除く


一方、大口出品であれば出品者独自の配送料の設定ができます。

また、マケプレプライムといって、商品にプライムマークをつけて送料やお急ぎ無料のサービスを提供することができます。


Amazonでは基本的に「送料無料」が当たり前だと思っているユーザーが多いため、送料がかかるだけで購入を回避されてしまうリスクがあります。

大口出品の場合、配送料を無料に設定することができますが、小口出品の場合、商品カテゴリーごとに一律で決められた配送料が必ずかかるようになっています。


例えば筆者がAmazon物販を始めた頃に、小口出品でiPhoneの充電ケーブルを販売していた際、商品の価格は390円なのに配送料は525円という歪な設定をせざるを得ませんでした。

もちろん充電ケーブル1つ送るのに配送料は525円もかかることなく、差し引き後の配送料分が利益になったのです。


このような場合でも一応購入していただけることもありましたが、基本的に配送料が商品に対して高くつく場合は購入を回避されてしまうのが一般的でしょう。


したがって、大口出品を選んで、送料を無料設定にすることが商品の売れやすさにつながります。

ユーザーの支払い方法の幅が広がる

大口出品の場合、小口出品では利用できない代金引換とコンビニ決済の支払い方法をユーザーが利用できるようになります。

Amazonユーザーのほとんどはクレジット決済等を利用しますが、中には代金引換やコンビニ決済の支払い方法を利用するユーザーもいるため、大口出品にすることで販売機会を逃すことを防げます。

特に日本は現金主義の方も一定層いるため、現金支払いを可能にすることが販売機会の確保につながる場合があります。

Amazonのカタログにはない商品の新規登録ができる

Amazonのカタログにはない商品を新規登録できるのは大口出品のみとなります。

そのため、小口出品ではすでにAmazonのカタログに登録されている商品でないと販売ができません。

Amazon物販で最初からカタログにない商品を新規登録する機会は少ないかと思いますが、OEM商品をAmazonの市場規模や影響力を使って販売したい時にはこちらの機能が必須になります。

※OEM商品
オリジナル商品のこと。ちなみにOEMは「Original Equipment Manufacturing」の頭文字を取ったもの。

まとめ

以上より、Amazon物販では小口出品ではなく大口出品を選ぶべきことがわかりました。

大口出品は小口出品と比べて月額4,900円の固定費が発生してしまうことがネックですが、それを上回るメリット、すなわち商品の売れやすさを得ることができます。

さらに、Amazon物販を始める以上は、月数万~数十万の利益を獲得したいところです。

その場合、ある程度の商品数を販売しなければならず、小口出品において発生する基本成約料100円/個を考えると、なおさら月額4,900円を支払って商品の売れやすさを得ることの方が良いことづくめかと思います。

予算が厳しい場合を除き、ぜひ大口出品でAmazon物販にチャレンジしてみてください!

あなたの成功を祈っています。