こんにちは!
今回はどんな処理にも対応できるExcel関数の使い方について解説していきます。
簡単にいうと、「Excelでこんな処理がしたい!」と考えてから最終的にその処理を実行するまでの方法を紹介します。
Excel初心者にとって1番厄介であると同時に、味方になってくれると1番おのれを救ってくれるのが関数の存在です。
手作業で数時間かけていた作業が、関数を使うことで数秒で終わってしまうというのは誇張ではなく事実としてあります。
私もExcelを使い始めた頃は関数を使いこなせなかったため、手作業でとても非効率な時間を過ごしていました、、、。
しかし、関数を使うようになってからは効率性は何十倍、何百倍と上がったことでしょう。
本記事であなたもExcel関数を使う習慣をつけてみてください。
Excel関数の本質

まずはExcel関数の本質について説明します。
そもそもExcel関数とは何なのでしょうか?
それはExcelにおいてあらかじめ用意されている数式のことです。
ん~、これだと少しわかりづらいですよね。
なのでもっと本質に迫ります。
Excel関数は何なのかと聞かれたら私は迷わずこう答えます。
「Excel関数はプログラムです。」
プログラム?
少しネットで調べてみましょう。
「プログラム」をネットで検索すると、「コンピュータにやらせる処理を記述したもの」という意味合いが表示されます。
ん~、これでもわかりづらいと思います。
ではプログラムが具体的に何をしているかについてわかりやすい例えを使います。
料理人をイメージしてみてください。
料理人は食材を使って様々な処理をして料理をつくりますよね。
これと同じで、プログラムは数値などの値を使って様々な処理をして求めたい値を返します。
つまり、下のような対応になるわけです。
料理人→プログラム
食材→数値などの値
料理→求めたい値
そしてこれらには専門用語があります。
料理人における食材にあたるもの(数値などの値)を引数と呼び、料理にあたるもの(求めたい値)を戻り値と呼びます。
つまり、引数を関数(プログラム)に渡して、戻り値を求めるというのがExcel関数の本質なわけです。
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なお、この考え方はプログラミングなどのコンピューターに関する分野では共通のものとなります。
Excel関数を使う時の具体的な手順
それではExcel関数において実行したい処理をするための手順を説明します。
①実行したい処理のキーワードでネット検索
実行したい処理に関するキーワードを使ってネットで検索します。
例えば、シートの表の必要な部分を別のシートに転記したければ、「Excel 関数 転記」などのキーワードを使って検索をかけます。
この場合はVLOOKUP関数などが出てくるはずです。
ネット情報が莫大な量になっているこの時代なので何かしら見つかります。
②見つけたHPやブログなどで使い方を確認する
検索結果で見つけたHPやブログなどで関数の使い方を確認します。
ほとんどの場合、同じ関数についていくつものページが見つかるので、1つのページの説明がわかりづらければいくつかのページの説明を確認しましょう。
③確認した使い方通りに実際に関数を入力する
実際に作業中のExcelシートで関数を実行します。
関数入力時にもどんな値を入力すればいいのかをアシストしてくれるためそれも参考にしましょう。
以上が具体的なExcel関数実行までの具体的な手順になります。
とても基本的なことですがこれを繰り返すうちに関数の使い方などが自分のものになっていきます。
一度使った関数は自分用の関数リストなどに追加していって忘れないようにしましょう。
なお、「Excel関数はたくさん覚えないといけないのか?」と言われれば、そんなことはありません。
そもそもよく使う関数なんていうのは限られてきます。
そしてそのよく使う関数をマスターしてしまえばそれで十分なのです。
例えば、SUM、VLOOKUP、IF、COUNTIFなどですかね。
まとめ
Excel関数の本質
○Excel関数はプログラム
○プログラム→コンピュータにやらせる処理を記述したもの
○プログラム=料理人とすると、
「料理人(プログラム)は食材(数値などの値)を使って様々な処理をして料理(求めたい値)をつくる」となる。
・食材にあたるもの(数値などの値)→引数と呼ぶ
・料理にあたるもの(求めたい値)→戻り値と呼ぶ
Excel関数を使う時の具体的な手順
①実行したい処理のキーワードでネット検索
②見つけたHPやブログなどで使い方を確認する
③確認した使い方通りに実際に関数を入力する
※よく使う関数は限られていて、それをマスターしてしまえば十分である
関数は数回使えば誰でも覚えられるので安心してください。
ぜひ日々の作業の効率化に役立てていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。